
こんにちは!今回は、中国語の基本文型のひとつである「動詞述語文」について学んでいきましょう!
動詞述語文は、日常会話で頻繁に使われるため、しっかり理解しておくと中国語が一気に身近に感じられます。早速、一緒に見ていきましょう!
動詞述語文とは?
動詞述語文とは、中国語の基本的な文型の一つで、「主語+動詞(+目的語)」の形で構成される文章です。主語が動作を示し、動詞がその動作を表します。以下のように、目的語を含む形も動詞述語文に含まれます。
基本構文:主語(S)+動詞(V)(+目的語(O))
他来。 (tā lái) – 彼は来ます。
我看电视。 (wǒ kàn diàn shì) – 私はテレビを見ます。
動詞述語文では、英語の語順と似ていて、「主語+動詞+目的語」の順に並べられるのが特徴です。動詞の形は時制や人称で変化しないので、覚えるのが簡単です。
①肯定文の作り方
肯定文では、「主語+動詞」または「主語+動詞+目的語」の形になります。中国語の基本の語順を押さえていきましょう。
①主語+動詞
構文:主語(S)+動詞(V)
この形では、動詞が直接主語に続きます。
・我们出发。 (wǒ men chū fā)
→私たちは出発します。
・他工作。 (tā gōng zuò)
→彼は仕事をしています。
我们(wǒ men)→私たち
出发(chū fā)→出発
他(tā)→彼
工作(gōng zuò)→仕事
②主語+動詞+目的語
構文:主語(S)+動詞(V)+目的語(O)
動詞が目的語を伴う場合、目的語は動詞の後に置かれます。
・我唱歌。 (wǒ chàng gē)
→私は歌います。
・他学习中文。 (tā men xué xí zhōng wén)
→彼は中国語を勉強します。
我(wǒ)→私
唱(chàng)→歌う
歌(gē)→歌
他(tā)→彼
学习(xué xí)→勉強する
中文(zhōng wén)→中国語
②否定文の作り方
動詞述語文を否定文にするときは、動詞の前に否定を表す「不」を置きます。この「不」は、基本的には「〜しない」「〜ではない」という意味を表します。
①主語+不+動詞
構文:主語(S)+不+動詞(V)
この形では、主語に続けて「不」を置くことで否定文を作ります。
・他不来。(tā bù lái.)
→ 彼は来ません。
・他不工作。 (tā bù gōng zuò)
→彼は仕事をしていません。
他(tā)→彼
不(bù)→しない
来(lái)→来る
工作(gōng zuò)→仕事
②主語+不+動詞+目的語
主語(S)+不+動詞(V)+目的語(O)
動詞が目的語を伴う場合にも、「不」を動詞の前に置きます。
・我今天不喝酒。 (wǒ jīn tiān bù hē jiǔ)
→私は今日はお酒を飲みません。
・我们不学习英语。 (wǒ men bù xué xí yīng yǔ)
→私たちは英語を勉強しません。
我(wǒ)→私
今天(jīn tiān)→今日
不(bù)→しない
喝(hē)→飲む
酒(jiǔ)→お酒
我们(wǒ men)→私たち
学习(xué xí)→勉強
英语(yīng yǔ)→英語
補足:「没」の使い方
過去の否定には「没」を使います。「没+動詞」で「〜しなかった」と表すほか、「〜していない」「〜していない状態」としても使えます。
・我没吃早饭。 (wǒ méi chī zǎo fàn)
→私は朝ごはんを食べませんでした。
我(wǒ)→私
没(méi)→してない
吃(chī)→食べる
早饭(zǎo fàn)→朝ごはん
③疑問文の作り方
疑問文には3つの作り方があります。「吗」を付ける諾否疑問文、動詞の肯定形と否定形を並べる反復疑問文、そして「还是」を用いる選択疑問文です。
①諾否疑問文
構文:主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+吗?
文末に「吗」を付けて簡単に質問ができます。
・你去学校吗? (nǐ qù xué xiào ma)
→あなたは学校へ行きますか?
・你吃火锅吗? (nǐ chī huǒ guō ma)
→あなたは火鍋を食べますか?
你(nǐ)→あなた
去(qù)→行く
学校(xué xiào)→学校
吃(chī)→食べる
火锅(huǒ guō)→火鍋
②反復疑問文
構文:主語(S)+動詞(肯定)+動詞(否定)+目的語(O)?
動詞の肯定形と否定形を並べることで、独特の疑問文になります。
・你去不去学校? (nǐ qù bu qù xué xiào)
→あなたは学校に行きますか?
・你吃不吃火锅? (nǐ chī bù chī huǒ guō)
→あなたは火鍋を食べますか?
你(nǐ)→あなた
去(qù)→行く
学校(xué xiào)→学校
吃(chī)→食べる
火锅(huǒ guō)→火鍋
③選択疑問文
選択疑問文は、2つ以上の選択肢から1つを選ぶよう相手に尋ねる構文です。日本語で言う「〜ですか、それとも〜ですか?」にあたります。
構文:主語 + 動詞 + 選択肢1 + 还是 + 選択肢2?
「还是」を使って選択肢を提示する疑問文です。
・你去还是他去? (nǐ qù hái shì tā qù)
→あなたが行くのですか、それとも彼が行くのですか?
・你喝茶还是咖啡?(nǐ hē chá hái shì kā fēi)
→あなたはお茶を飲みますか、それともコーヒーを飲みますか?
你(nǐ)→あなた
去(qù)→行く
还是(hái shì)→それとも
他(tā)→彼
喝(hē)→飲む
茶(chá)→お茶
咖啡(kā fēi)→コーヒー
④目的語を二つ取る動詞述語文
中国語の動詞には、目的語を二つ取ることができるものがあります。この場合、間接目的語(人)と直接目的語(事物)が順に並びます。
構文:主語+動詞+間接目的語(人)+直接目的語(事物)
・我教你汉语。 (wǒ jiāo nǐ hàn yǔ)
→私はあなたに中国語を教えます。
・他给我一本书。 (tā gěi wǒ yī běn shū)
→彼は私に本を一冊くれます。
我(wǒ)→私
教(jiāo)→教える
你(nǐ)→あなた
汉语(hàn yǔ)→中国語
他(tā)→彼
给(gěi)→くれる
一本(yī běn)→一冊
书(shū)→本
⑤離合詞の動詞述語文
離合詞は「動詞+目的語」の組み合わせでできているため、動詞と目的語が一体化しているような単語です。面白いのは、この動詞と目的語が必要に応じて分かれることがあり、そこに時制や数量を挟むこともできる点です。このため「離れて」「合う」から「離合詞」と呼ばれています。
たとえば、「见面(会う)」や「结婚(結婚する)」などが代表的な離合詞です。試験にもよく出てくる分野なので、ここでしっかりマスターしましょう!
離合詞の基本ルール
離合詞を正しく使うにはいくつかルールがあります。具体的な例を見ていきましょう。
例:離合詞「见面」
「见面」は「会う」という意味の離合詞です。「私はあなたに会う」を表現したいとき、普通は「我见面你」としそうですが、これは誤りです。正しい言い方は「我跟你见面」となります。このように、離合詞が目的語を取る場合には工夫が必要です。
よく使われる離合詞と使い方の例
それでは、よく使われる離合詞をいくつか挙げながら、具体的な使い方も見ていきましょう!
聊天 (liáo tiān):「会話をする」
例文:我们聊了一会儿天。(wǒ men liáo le yí huìr tiān)
意味:私たちは少しおしゃべりしました。
散步 (sàn bù):「散歩する」
例文:他们晚上去散了一下步。(tāmen wǎn shang qù sàn le yí xià bù)
意味:彼らは夜、少し散歩に行きました。
开会 (kāi huì):「会議を開く」
例文:公司昨天开了一次会。(gōng sī zuó tiān kāi le yí cì huì)
意味:会社は昨日、会議を開きました。
下班 (xià bān):「退勤する」
例文:我晚上六点下班。(wǒ wǎn shang liù diǎn xià bān)
意味:私は夜の6時に退勤します。
起床 (qǐ chuáng):「起きる」
例文:他早上七点起床。(tā zǎo shang qī diǎn qǐ chuáng)
意味:彼は朝7時に起きます。
做梦 (zuò mèng):「夢を見る」
例文:她昨晚做了一个奇怪的梦。(tā zuó wǎn zuò le yí gè qí guài de mèng)
意味:彼女は昨夜、奇妙な夢を見ました。
吃饭 (chī fàn):「食事をする」
例文:我们一起吃了顿饭。(wǒ men y ìqǐ chī le dùn fàn)
意味:私たちは一緒に食事をしました。
出国 (chū guó):「海外に行く」
例文:他上个月出了一次国。(tā shàng gè yuè chū le yí cì guó)
意味:彼は先月、海外に行きました。
離合詞と普通の熟語の見分け方
離合詞を見分けるポイントは、「動詞+目的語」の関係が成り立つかどうかです。例えば、「吃饭 (食事をする)」では「饭(ご飯)」が目的語となり、数量詞などを入れて「吃一顿饭(ご飯を一回食べる)」のように分離して使えます。。一方、「出发(出発する)」は「発を出す」という目的語の関係はなく、熟語として一体化しているので離合詞ではありません。
まとめ
「動詞述語文」は中国語の基本文型であり、日常会話で頻繁に使われます。以下が要点です:
- 肯定文:「主語+動詞」「主語+動詞+目的語」の順に構成されます。
- 否定文:「不」を動詞の前に置いて「〜しない」、過去の否定には「没」を使って「〜しなかった」を表します。
- 疑問文:文末に「吗」を付ける、反復疑問文(肯定と否定を並べる)、選択疑問文(「还是」を使う)の3つの方法があります。
- 目的語が二つの動詞:動詞の後に「間接目的語(人)+直接目的語(物)」の順で配置します。
- 離合詞:動詞と目的語が一体化しており、副詞や数量詞を挟む場合があります。

「動詞述語文」をしっかりと使いこなせると、中国語での表現がぐっと豊かになります。日々の会話で活用して、より自然な中国語に慣れていきましょう!
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