【中国語文法】方位詞とその使い方!

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たけ
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こんにちは、たけです!

今回は中国語の中でも会話や文章によく登場する「方位詞(ほういし)」について取り上げます。日本語でいうところの「上」「下」「前」「後ろ」などにあたる言葉ですが、中国語ではそれが「単純方位詞」と「合成方位詞」に分かれたり、使える名詞に制限があったりと、いろいろとルールがあります。

少し複雑に見えるかもしれませんが、例文を交えてわかりやすく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!


①方位詞って何?

方位詞とは、場所や方向、位置関係を表す名詞です。例えば「椅子の下にある」「机の上に置く」のように、「~の上」「~の下」といった表現に使われます。

方位詞には以下の2種類があります:

分類説明
単純方位詞「上」「下」「前」「後」「左」「右」「中」など、単体で使える方位詞
合成方位詞単純方位詞に「边」「面」「头」などがついた複合形(例:上边、前面、外头)

②合成方位詞の種類

単純方位詞-边(biān)-面(miàn)-头(tóu)
上(shàng)上边上面上头
下(xià)下边下面下头
前(qián)前边前面前头
后(hòu)后边后面后头
里(lǐ)里边里面里头
外(wài)外边外面外头
左(zuǒ)左边左面
右(yòu)右边右面
东(dōng)东边东面
南(nán)南边南面
西(xī)西边西面
北(běi)北边北面
旁(páng)旁边

ちなみに「边」「面」「头」には意味の大きな違いはありませんが、表現によって定型的に使われるものがあったりします(例:请这边走)。


③方位詞の前後に付く文字

合成方位詞には前後にさまざまな語がついて、意味を強めたり、位置を詳しく示したりします。

  • 単純方位詞の前:以上、以前、之上、之前など
  • 単純方位詞の後:北边、后面など
  • 単純方位詞+単純方位詞:南北、上下、里外など
  • 複合化:西南方、右上头 など

④方位詞の使い方と注意点

方位詞は、名詞の後ろにつけて「どこにあるか」を示すのが基本です。

✅ 方位詞が必要な場合

名詞自体場所を示さない場合には、方位詞を加える必要があります。

・书架有几个盒子。 (shū jià shàng yǒu jǐ gè hé zi)
➡ 本棚の上にいくつか箱があります。

・沙发有一只猫。 (shā fā xià yǒu yì zhī māo)
➡ソファの下に猫が1匹います。

❌ 方位詞をつけてはいけない場合

地名国名など、場所としてすでに成り立っている名詞には、通常方位詞はつけません。

・我在东京住了三年。 (wǒ zài dōng jīng zhù le sān nián)
➡ 私は東京に3年間住んでいました。
※「× 我在东京里住了三年」は不自然

・她在上海工作过一年。
(tā zài shàng hǎi gōng zuò guò yì nián)
➡ 彼女は上海で1年間働いたことがあります。
※「×她在上海里工作过一年」は不自然

⭕ どちらでもよい場合

「学校」や「家」など、状況に応じて方位詞を使っても使わなくてもいい名詞もあります。

・家有一只狗。 (jiā yǒu yì zhī gǒu)
➡ 家に犬が1匹います。

・家里有一只狗。 (jiā lǐ yǒu yì zhī gǒu)
➡ 家に犬が1匹います。

どちらでもOKですが、より具体的に位置を表したいときには「里」「上」などをつけるとわかりやすくなります!


まとめ

方位詞は、中国語の位置関係や存在文を理解するために欠かせない文法要素です。「どこに何があるのか」を正しく表現できるようになると、会話の幅がグッと広がります!使える名詞・使えない名詞の見極めと、合成方位詞のルールをしっかり覚えて、表現力を高めていきましょう!

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実際に自分の部屋や街の中で、「これは〇〇の上にある」などと声に出して練習するのもおすすめです!

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